QOL

【注意】マルチビタミンのサプリより野菜を摂るべき理由

生活の質(QOL)を上げる為には野菜を摂取は欠かせないと言えるでしょう。

厚生労働省の基準によると、350g以上の摂取が必要とされています。
厚生労働省HP 栄養・食生活

以前、私はビタミンはサプリメント(以下サプリ)から摂ることが基本でしたが、以下書籍を読んで以降サプリメントの摂取は必要最低限に抑えることにしました。

【文庫】服用危険 飲むと寿命が縮む薬・サプリ 鉄人文庫 / 鈴木祐 

結論としては『野菜は350g以上摂取し、不足分はサプリで補う』です。※栄養の吸収や代謝は人によって異なる為、野菜を350gの摂取では充分ではありません。

<野菜を摂る利点>
●抗酸化作用
●腸内環境の改善
●糖質過多の防止

※ビタミンDは欠乏している可能性が高い為、サプリで補うことが大切です。

抗酸化作用

生きる上では『ストレス』を無くすことは出来ない為、上手く対処していく必要があります。また、精神面のストレス耐性はレジリエンス能力を鍛えることで身に付きます。

しかし、厄介なのがストレス(心労)を受けたことで発生する活性酸素です。活性酸素は必ずしも悪ではありませんが、病気・炎症の原因となります。食品添加物の代謝や運動でも活性酸素は発生する為、日々ケアを行っていくことが大切です。

日々のケアとは?

具体的には以下のような抗酸化食品を摂ることです。

ビタミン ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンE
アミノ酸 メチオニン、ヒスチジン、トリプトファン
食品成分 カロチノイド(βカロチン)、フラボノイド、ポリフェノール
酵素 カタラーゼ、SOD、グルタオチンペルオキシダーゼ
体内成分 尿酸、ビリルビン

野菜は全600種以上ありますので、是非摂って欲しい5種を厳選しますと、
ブロッコリー、ニンジン、タマネギ、トマト、キャベツです

腸内環境の改善

腸は第二脳であり、幸福ホルモンのセロトニンも腸で作成されます。
緊張するとお腹の調子が悪くなるのも、腸と脳が密接な関係である為です。

悪い腸内環境は、便秘だけでなくメンタルの不調にも大きく関係します。

改善する為には、腸内細菌の餌である食物繊維が豊富な野菜を摂取し、労わってあげることが大切です。また、腸内細菌が嫌がる事をリストアップしておきます。

●抗生物質:腸内細菌の死滅。
●加工肉:腸ではまさに爆弾的存在。
●除菌抗菌:肌に住む良いバクテリアが死滅。

小さい頃に動物と触れ合ったりや砂遊びをすることは、細菌と触れ合い免疫力の獲得に繋がる為、非常に大切です。

糖質過多の防止

白米は精製された糖質の為、主食としている場合は糖質過多に陥りやすいです。糖質過多になるとインスリンの過剰分泌により、処理しきれなくなった血糖が血中に残留する状態が2型糖尿病です。白米、小麦粉、お菓子を毎日食べている人は2型糖尿病の予備軍になっている可能性があります。糖質の摂りすぎは以下の病気(一例)を招きますので『太るだけ』と考えるのは注意が必要です。

●精神疾患
●糖尿病
●アルツハイマー型認知症
…etc

まとめ

●野菜は350g以上/日の摂取を心がける。
●ビタミンDは不足している可能性が高い為、サプリを活用する。
●糖質の少ない野菜の量を増やし、糖質過多を避ける。

私は野菜が足りない場合はスロージューサーを活用し、ビタミンDは1000IU(25μg)/錠のものを使用しております。また、糖質は精製された炭水化物をはじめ、糖質の多い果物と野菜の摂りすぎは注意しております。