後編ではReLExsmile(リレックススマイル)の術前検査から手術翌日までの記事です。結果としては、視力は向上しましたので、手術を検討されている方の参考になればと思います。
手術前 右:0.2 左:0.3
手術翌日 右:1.0 左:1.5
術前検査
目の状態は日によって変化する為、適応検査に加え、術前検査も行いました。
例えるならば、手術の最終確認というものでしょうか。過矯正を防ぐため、視力検査や眼圧等の検査と診察を行いました。時間にすると約30分くらいで終了しました。
※過矯正とは近視矯正をしすぎることで、遠視になってしまい、眼精疲労や頭痛の原因にもなってしまいます。
手術
<手術の約30分前>
手術衣に着替えてから点眼麻酔をします。
デパスという精神安定剤も服用しました。
<手術>
大まかな流れは、
1.レーザー照射 (20~30秒)
2.2mmの切開し切片を取り除く (8分程)
3.切片を取り除くと角膜の形が変わり、視力の矯正が完了
ですので、長くても30分程で終了すると思いますが、私の場合はもっとかかりました。
緑のランプを見るだけの1.レーザー照射ですが、矯正器具を付け目を閉じれないようにします。これが少々痛く、とても違和感がありました。その後、レーザー用のコンタクトレンズが眼球に押し当てられ、レーザー照射が開始されます。
説明ビデオでは、ただ緑のランプを見続けるだけと簡単のようですが、とにかく眩しく、瞬きをしたくなります。スタッフや執刀医の方が秒数のカウントや大丈夫ですよなどの声掛けをしてくれますので、安心することはできました。
レーザー照射が終了すると、視界は真っ白です。視界の縁の方は少し見えます。ここで終了したら、視力は0?など考えると、少々不安になりました。※以下はその時のイメージですが、少々透かしております。
次ぎに2mmの切開し切片を取り除くという作業です。
医療テープを目の周りに貼り、目を閉じれないように固定します。その後、先ずは目を洗浄しました。そのときの感覚はプールの目を洗うやつが非常に冷たくなった感じです。
ここからは良く覚えていませんが、切片を取り除くために、ひたすら一点の光を見続けました。痛みは気になる程ではありませんが、とにかく眩しいです。
例えるなら、強い懐中電灯を直視している感覚です。
最後に切片をピンセットで摘まむのですが、痛みはチクッとする程度ですが、目で見えるのが少々気分が悪い感じです。
両目の切片を取り除いたら、手術は終了です。
術後
手術後は約15分ほど休憩椅子で休んだら、手術した目の診察をしました。特に問題がなかったので、タクシーで帰宅しました。その時の状態ですが、視界がかなりぼやけており、目のゴロツキで涙が止まらない感じです。しかし、時間が経つにつれ、段々と視界がクリアになっていきました。
また、術後に使用する目薬は4種類ありますので、忘れないよう注意が必要です。
点眼薬 | 回数/作用 |
---|---|
レボフロキサシン | 1日4回/抗菌 |
ベタメタゾンリン酸 | 1時間おきに点眼/抗炎症 |
ヒアレインミニ | 1日4回/保湿 |
ソフトサンティア | 頻繁/乾燥防止 |
<手術翌日>
起床後、目のゴロツキは収まっており、視界のかすみ具合も取れておりました。
視力検査では右1.0 左:1.5まで回復しており、目の状態も問題ありませんでした。
スマホなど手元を見たとき上手くピントが合いませんが、視力の立ち上がりの問題だと思います。
まとめ
右目と左目の視力に差がありますが、確かに回復しました。
もともと、0.3くらいの視力はありましたので、視力が回復したことで「世界が変わる」という感覚にはなりませんでした。
手術中は、光を見ることが求められますが、目は無理に開いておこうと気張る必要はありません。矯正器具で目を開けることになりますので、力を抜いて受けることをお勧めします。私は今までコンタクトや目薬もしたことがなかった為、いきなりレーシックはハードルが高かったのかもしれません。
リレックススマイルは決して安い費用ではなく、100%の安全は保障はできませんが、
眼鏡やコンタクトができない人は受ける価値はあると思います。
あと数年経過し、視力が安定していれば『やってよかった』と言いたいと思います。