体の60%は水分で出来ています。
人間は1日に2.5L※の水分を排出していますので、それ以上(2.5~3L)は摂る必要があります。※尿/便:1.6L、呼吸や汗:0.9L
適切な量を適切なタイミング、そして良い水を飲むことができていれば以下のメリットがあります。
・老廃物の排出
・新陳代謝の向上
・ストレスや不眠解消
・むくみ解消
・便秘解消
もし、水分が足りていないと肌の乾燥や老廃物が溜まるだけでなく、あらゆる不調を引き起こします。極端な例ですが、5%不足で熱中症や脱水症状、10%で筋肉痙攣や循環不全、20%失うと死に至ります。
それなら、さくさん水を飲めばいいだけですよね?
答えは『No』です。1日に大量の水を飲む減量方法とかもありますが、美容や健康の観点からしてもお勧めはできません。ただ大量の水を飲めば良いわけではなく、水も『質』が大切なのです。
それでは、水分補給の『質』を高める為の、適切な水の選び方と飲み方について説明していきます。
水の種類
1.酸性とアルカリ性
pH値(水素濃度指数)は7.0以上がアルカリ性、7.0以下が酸性です。人間の体液は弱アルカリ性(ph値7.3~7.5)くらいなので、水も同じpH値であると吸収率が高く、体との相性が良いとされております。しかし、酸性の食品、疲労、ストレス、などで体が酸性に傾くこともあります。
もし、体が酸性に傾くと、新陳代謝の低下や臓器機能の低下、肌荒れを引き起こします。
それをアルカリ性に戻す働きをするのが、アルカリ性の水です。アルカリ性の水には活性酸素を抑える抗酸化作用も期待ができます。ちなみにアルカリ性の食品は大豆製品、野菜、果物、海藻などがあります。酸性食品は肉類、魚介類、卵などです。
※野菜を食べることでもアルカリ性にすることはできますが、他にもメリットはたくさんありますので、また別記事でご説明します。
2.硬水と軟水
水の硬度はカルシウムとマグネシウムの保有量で決まります。WHO(世界保健機関)の基準によると、水1リットルあたり120ミリグラム以上が硬水、それ以下が軟水に分類されます。硬水はミネラルが豊富で便秘解消効果もありますが、飲み過ぎは腎臓や胃腸に負担をかける為、注意が必要です。軟水は体に負担をかけることない為、体調のすぐれないときや常用水としては軟水が良いとされております。硬水と軟水をうまく使い分けて飲むことが重要となります。
水を飲むタイミング
喉が乾いたから飲むではなく、こまめに飲むことが大切です。一度に大量の水を飲むことは、お腹に水が溜まるだけでなく、吸収率も良くありません。効率良く水のメリットを得るためには30分~1時間おきに200ミリリットルくらいの水を飲みましょう。
以下は水を積極的にとって欲しいタイミングです。
勿論、悪いタイミングもありますので、注意をしてください。
・寝起き ※口の中を綺麗な状態にしてから飲みましょう。
・寝る前
・お酒を飲んでいる/飲んだとき
・スポーツなどで汗をかいたとき
脱水症状のとき ※この状態のときに水を飲むことは危険です。
おすすめの水
水の硬度とpH値を踏まえ、おすすめのお水を3つご紹介します。
1.温泉水99
超軟水のアルカリ温泉水です。王道ですね。
990円で2L×6本のお得なお試しセットもあるようです。
「温泉水99」のメーカーサイト!
品名:ナチュラルミネラルウォーター
(100mlあたり)硬度1.7mg/L pH:9.9
ナトリウム:5.0mg カルシウム:0.05mg マグネシウム:0.01mg
2.エビアン
原産国はフランスの有名な硬水エビアン。
品名:ナチュラルミネラルウォーター
(100mlあたり)硬度304mg/L pH:7.2
ナトリウム:0.7mg カルシウム:8.0mg マグネシウム:2.6mg
価格:2,280円 |
3.南記白浜 富田の水
採水地は和歌山県の弱アルカリ性の軟水。20Lの販売もあります。
癖がなく、非常に飲みやすい水です。
品名:ナチュラルミネラルウォーター
(100mlあたり)硬度56mg/L pH:8.1
ナトリウム:0.13mg カルシウム:1.8mg マグネシウム:0.38mg
〔クーポン配布中〕紀州 熊野の名水 富田の水 20リットル〔ミネラルウォーター〕 価格:2,109円 |
最後に
水で2L300円を超えてくると高いと思うかもしれません。
しかし、成分表をチェックすれば少しは納得できるかもしれません。
料理など、口にする全ての水を良いものに変えるのは現実的ではないので、
1日コップ1杯でも良い水を取り入れていただき、継続してみてください。
体調や体質によって、合う合わない水がありますので、色々な水を試して自分に合う水を探すことが大切です。