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最適なCBDオイルを選ぶポイント

世界中でブレイク中のCBD。

「栄養」に興味のある方や「ストレス」で悩んでいる方であれば、一度はCBDというワードを聞いたことがあるかもしれません。

今、流行りのCBD製品ですが、いまいちどのメーカーを選べば良いか分からない人は多いのではないでしょうか。

「安全性は?」「効果は?」「お勧めのオイル」など、
私自信も各メーカーのCBDオイルを取り寄せ、効果を検証しておりました。

今回は「Naturecan」のCBDオイルをレビューさせていただきます。

CBD(カンナビジオール)とは

ざっくり言いますと、大麻草から抽出した成分のことです。

国内でもCBDの認知が高まってきましたが、
大麻の「ハイになる成分」はTHCと呼ばれる成分です。

CBDにはTHCが含めれていなければ、日本でも流通・販売が可能です。
※茎と種から抽出したものに限る。

大麻の有効成分はカンナビノイドという物質で140種類以上が確認されております。

CBDとはその中の1つであり、医療的に価値も高いとされており、治療でも使われるようになりました。

・てんかん
・パーキンソン病
・精神的な疾患
・睡眠障害

…etc

てんかんや発作性疾患にはある程度効果が認められているようです。(1)

慢性的な痛みや睡眠改善についての研究も行われています。(2

今や日本でも販売しているクリニックがあるほどですが、まだ研究やデータは充分ではないのが現状のようです。

※動物を対象にした実験も行われています。

仲間が死んで悲しみに暮れるゾウに「大麻の抽出成分」を与えてストレスを和らげる実験が行われる – GIGAZINE

まだまだ発展途上なので、今後も成長していく市場なのは間違いないでしょう。

効果・効能

「オイル」や「気化吸入」、「食品」など幅広い摂取方法がありますが、摂取量によって効果が異なります。

・基礎免疫の向上
・睡眠の改善
・抗炎症作用
…etc

なぜ効果があるのでしょうか?
ECS(エンド・カンナビノイド・システム)という自己免疫システムにCBDが働きかけるからです。

ECSは体の恒常性を保っているシステムですが、身体的・精神的なことが原因でうまく働かないこともあります。

体内でもCBD(内因性カンナビノイド)は作られますが、欠乏した場合は外から摂取することでECSに効果的であった例も確認されています。

カンナビノイドのCB1・CB2受容体は脳・中枢神経系や免疫細胞など多くの器官にあるので、精神病や自己免疫疾患に対してもリサーチが進むかもしれませんね。

適用量は人によって異なる為、少量から様子をみていくことが良いそうです

WHO(世界保健機関)でも安全性は述べられていますが、基礎疾患がある場合などは医師に相談しましょう。

参考:臨床CBDオイル研究会

どのようなCBD製品を選べば良いか

CBDオイルはとにかく価格が高い為、本物かどうかを見極める必要があります。
栽培から抽出の過程だけでも、高価になることは納得ができます。

ちなみに臨床CBDオイル研究会は以下条件を推奨しています。

1.《ブロードスペクトラム》であること
2.服薬に支障がない範囲で高濃度であること
3.完全オーガニックな製品で、農薬や重金属などが一切検出されないこと
4.国際的な薬品の生産品質規範であるGMP(Good Manufacturing Practices)や食品製造の安全性基準であるHACCEPなどを取得しており、生産過程が信頼できる。
5.THC成分の検出などにより税関で止まることがない万全の検査体制であること
6.継続可能な価格であること

引用:臨床CBDオイル研究会が推奨する条件

「品質の安全性」「製品の信頼性」「継続できる価格」が大切です。

これは、サプリメントでも同じかと思いますが、CBDは特に注視する必要があります。

各項目を追及すると「超臨界二酸化炭素抽出」?など、難しい言葉も出てきますが、上記条件が確認できる製品であることが望ましいです。

※事実、CBDが入っていないケースもあるようです。

補足:CBDオイルの種類

フルスペクトラム 植物からの抽出成分全て
ブロードスペクトラム 特定の成分を抽出
アイソレート 植物からの一個の成分

上記にMCTオイル、ヘンプシードオイル、オリーブオイルなどが配合され、CBDオイルが販売されています。

THC=フルスペクトラムの印象がありますが、
日本で販売されているCBDで「フルスペクトラム」と表記されている製品があります。

【例】アステカ/ファーマーヘンプなど

上記メーカーにおいては「フルスペクトラム」と表記してあっても、THCは除去してあるので安心です。

しかし、表記で困惑することもありますので、よく理解した上での購入を推奨します。

Naturecan CBDオイル

上記基準を満たしている「Naturecan 20%オイル」をレビューです。

Naturecan製品は品質や安全性はもちろん、幅広いCBD製品の取り扱いがあります。

CBD (%) サイズ (ml) CBD (Mg) 全使用回数 一滴当たり 1mg
CBD (mg) 当たり
(¥)
40 30 12000 720 16.64 3.5
20 30 6000 720 8.32 5
15 30 4500 720 6.24 5.4
10 30 3000 720 4.16 6.4
5 30 1500 720 2.08 8.1

引用:Naturecan HP CBDオイル分析証明表

通常のCBDオイルは濃度が上がるとエグさがありますが、キャリアオイルがMCTオイルのため、飲みやすさがあります。

CBDが初めての方にお勧めできる味です。アイソレート製法のメディテラというCBDオイルと似ています。

私の場合、CBDオイルは就寝前に瞑想時に使用していますが、よく眠れています

「不安」や「眠れない」と感じた時は、本領のCBD効果を検証したいと思います。

コストは有名な他メーカーと比較しても安いと思いますが、高い濃度であれば、より1mgあたりのコストを抑えることができます。

VAPEなどで吸引するリキッドタイプもありますが、こちらは即効性があるようです。

タバコを吸わない人はCBDオイルの方をお勧めします。

最後に

CBD製品に頼ることなく、健康な生活ができれば一番です。
(といいつつ、CBDオイルを常用していましたが…)

現代において「マインドフルネス」が注目されているのには、ストレスによる病気が増えているからだと思います。

根本的な原因を解決できれば良いですが、こうした対処法も知っておくことが重要でしょう。※ストレス解消法は複数持つことが重要。

ストレス系に限らず、CBDの研究が進み、あらゆる疾患に役立つことを期待しています。

PS:輸入される野菜や果物も重金属/農薬フリーになって欲しいものです。

参考:
(1)
Cannabidiol in patients with seizures associated with Lennox-Gastaut syndrome (GWPCARE4): a randomised, double-blind, placebo-controlled phase 3 trial

(2)Cannabis, Cannabinoids, and Sleep: a Review of the Literature